【働きながら独学で合格】働きながら公務員試験を目指すことのメリット4選

こんにちは!らいむら先生です。今回のテーマは社会人採用の公務員試験です!

社会人になってから合格するって大変じゃない?しばらく勉強から離れてるし、仕事で疲れてるし…?

確かにデメリットはありますが、メリットもいっぱいありました!

私は働きながら独学で公務員試験に合格しました。私の経験があなたの合格の手助けになったら嬉しいです。

★この記事を書いた人

塾長のらいむら先生です。大学卒業後、大手個別指導塾で仕事に取り組む一方、独学で政令指定都市の公務員試験(事務職)の勉強をはじめ、一発合格!好きなお菓子はたべっこどうぶつ。

働きながら公務員を目指すことのメリット

私は民間企業で正社員として働きながら、独学で公務員試験の勉強を始め、政令市(事務職)の社会人採用枠で合格しました。働きながら公務員試験を目指すことのメリットは、次の4つです。

  • 低リスク
  • 志望動機が作りやすい
  • 本業にも良い影響が出る
  • 昇進試験と内容がかぶる

順番に紹介していきます。

低リスク

合格のためには、仕事を辞めて時間を作らないとダメかな?

それは危険すぎでは…?

今の仕事を続けながら公務員試験を目指すことが、なんだかんだ最も低リスクな戦い方です。

安定を求めて公務員を目指す方が多い中、会社を辞めることはその真逆の行為です。

ご存じのとおり、日本は労働者の権利が強く、企業側からは辞めさせにくくなっています。「窓際族」とか「働かないおじさん」といった言葉がその象徴ですね。会社員として定職に就いていれば、能力や実績がどうであれ、毎月給料が支払われるわけです。これはこれで安定しています。自分から背水の陣をつくって臨む必要はありません。

とはいえ、仕事が忙しくて勉強時間がとれないんだよぅ

今の仕事が激務すぎる場合は、勤務時間を減らしたり、転職したりして、勉強時間を捻出する必要があるかもしれません。私自身、転職前の仕事では、月の残業時間は30時間以下で、休日出勤もありましたが時間は限定的(2~3時間ほど)でした。

こちらの記事も参考にどうぞ→【公務員試験】これをやれば勉強が続く!習慣化のコツ【朝カフェのすすめ】

志望動機が作りやすい

社会人として働いていることで、面接での志望動機が強固なものになります

学生時代の経験をもとに考える志望動機と、実際に働いた経験をもとに考えるそれとでは、具体性に大きな差があって当然です。

実際に働いてみて初めて分かったことがいくつもあるはず!

現場で働いているからこそ感じられることを志望動機に盛り込むことができれば、説得力のある生きた主張になります。高得点が期待できますね!

本業にも良い影響が出る

勉強で疲れて仕事に悪影響が出ないか心配だなぁ

むしろ本業には良い影響が出ちゃいました!

時間がない中で仕事と試験勉強を両立するのって、すごく大変です。独学ならなおさらです。私も最初は全然勉強できず、いっぱい失敗しました

でも、失敗を重ねるたび、考えて、工夫して、実践することを繰り返しました。どうすればうまくいくか?どうすれば合格できるか?と、もがき続けた感じです。

仕事以外の時間に、合格を目指して勉強する社会人は、多くありません。ふつうはゲームしたり遊んだりするからです。だからこそ、鍛えられます。差がつきます。

私の場合、公務員試験の勉強によって、仕事には次のような良い影響が出ました。

  • 毎日規則正しい生活
  • 段取りやスケジュール管理の質
  • 捨てる部分、注力する部分の判断
  • 営業・商談での話題が増える

他にも、(志望動機や自己PRを考えることで)今の仕事で身に付いたことを他人に説明できるレベルに言語化できたり、今の仕事の良いところを認識できたりと、良い影響だらけでした。

そして何より、学習塾の塾長が仕事でしたので、受験生たちの気持ちが痛いほどよくわかりました。笑

でもさ、それって合格したから言えるんじゃない?

確かにそうかもしれません。でも私は、たとえ試験が不合格だったとしても、自分にとってこの経験は財産になっていたと断言できます

仕事をしながら時間を捻出して勉強するって、やっぱり簡単じゃないです。難しいことです。だからこそ、頑張った先に良い思いをした人がいることを知ってほしいし、もし悩んでいる人がいるなら、一歩を踏み出してほしいなと思います!

昇進試験と内容がかぶる

私は公務員試験と並行して、社内の昇進試験を受けることになりました。正直、公務員試験の勉強をメインにしており不安でしたが、無事に昇進試験も合格しました。

簡単な試験だったの?

内容がかなりかぶっていました。笑

昇進試験は筆記試験・ディスカッション・論述・面接で構成されており、ラッキーなことに、あまり追加で勉強する必要がなかったんです。例えば、筆記試験と面接については、次のとおりです。

◆昇進試験の筆記試験

以下の分野から出題されました。

  • 経営管理
  • 人事管理
  • 財務・会計
  • 時事教養

このうち、時事教養や政治経済関連の問題は「あれっ、これスー過去でやったぞ」「速攻の時事で見たぞ」という、進研ゼミ状態。

さすがに会計の知識(財務諸表など)はボロボロでしたが、それでも十分合格点に達しました。

◆昇進試験の面接

公務員試験の面接対策として、社内で自分がやってきたことや考えてきたことの棚卸を十分に行っていました。自分の長所短所はもちろん、会社の長所や課題に至るまで、スラスラと答えることができました。たぶん、面接官には「ちゃんと対策してきているな!」と思わせられたと思います。笑

そんなわけで、実は公務員試験対策と昇進試験対策はかぶる部分が多いです。昇進試験対策で悩んでいる人は、公務員試験の問題集を購入すればOKです。

まとめ 試験対策は財産になる

今回は働きながら公務員を目指すことのメリットを紹介しました。どんな結果になろうとも、合格を目指して勉強することが無駄になることはありません。それどころか、自分を支える財産にもなり得ます。働きながら独学で公務員を目指すあなたを応援します!