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こんにちは!らいむら先生です。塾講師は大学生に人気のアルバイトの一つです。塾には大きく集団塾と個別指導塾の2種類がありますが、おすすめは個別指導塾です。今回は以下の内容をご紹介します。
★この記事で分かる事
- 個別指導塾の塾講師がやること
- 個別指導塾のアルバイトのメリット
- 個別指導塾のアルバイトに向いている人・向いていない人
私は大手個別指導塾で8年間働き、講師・教室長・マネージャーと、様々な仕事を経験しました。「個別指導塾の講師に興味がある」人に参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。
※前編→
もくじ
個別指導アルバイトのメリット
前回の続きで、個別指導塾のアルバイトならではのメリット5つのうち、残りの3つを紹介します。
- 生徒の反応を直接見られる
- 「〇〇先生の授業がいいです」
- 大人と話す練習ができる
生徒の反応を直接見られる
個別指導塾では先生と生徒との距離が近いので、話したことや教えたことの反応が直接見られます。
段々と生徒とのコミュニケーションの取り方がうまくなってくると、生徒の反応もよくなってきます。こうなると、講師はすごく楽しく授業ができます!代わりに私がやりたいと思うくらい、日々楽しく授業をしている講師が多かったです。楽しく働いてお金ももらえるって最高ですよね。
でも、毎回同じ内容を教えるのって飽きちゃいそう…?
教える内容は同じでも、生徒の学力や性格に合わせて、表現や言い回しを変えると思いますので、簡単には飽きないと思います。ここが面白くもあり、大変でもあるところですね。
生徒が好きなもの(ディズニーとかゲームとか)や、生徒にもわかる時事ネタを混ぜて楽しませる、サービス精神豊かな講師は、やっぱりファンが多いです。講師自身も授業を楽しんでやっています。
そして、反応が直接見られる最たるものは、受験の合格です。ものすごくダイレクトに喜びを分かち合えます。
合格発表日は本当に最高です。私は毎年号泣していました。笑
自主的に合格発表を見に行く講師(大学生です)も毎年いました。生徒の合格発表を自分事のように感じているんですよね。もちろん、ここまでのめり込む講師は少数派ではあります。そういうレベルで関わって楽しんでいる講師がいるんだなぁ~ということは、知っておくて良いのかなと思います。講師には「ハマる」可能性があります。
「〇〇先生の授業がいいです」
授業をしていると、「〇〇先生の授業がいいです」という“指名”を受けることがあります。レベルごとに講師が決まっている集団塾より、個別指導塾の方が指名を受けやすいです。正直、担当した生徒の成績が上がる以上に嬉しいと思います!
指名が多い講師は、まさに塾のエース。指名が多いと、次のような現象が起きます。
- 時給が上がりやすい
- 希望したシフトに入りやすい
- 自分の考え・提案が通りやすい
- 他塾の講師などが来た時に授業を見学される
- 新人講師の指導を任される
- 生徒が自分のスケジュールに合わせて塾の予定を組む
また、指名までいかなくても、生徒や保護者の反応をフィードバックしてくれる教室長や先輩講師がいる塾は、恵まれた環境の塾だと思います。モノを作ったり売ったりする仕事とちがって、塾講師の仕事は形に残りにくいです。そんな中、生徒や保護者のリアルな感想は、何よりやりがいや励みになります。
例えば、教室長や先輩講師が
「〇〇先生の授業、わかりやすかったって言ってたよ!」
と授業の感想を伝えてくれたり、
「生徒の〇〇くんのお母さんが、家で〇〇先生の話がいっぱい出てくるから一度会いたいって言ってたよ」
と様子を教えてくれたり。嬉しいですよね。
そういうのを教えてくれるのって、ふつうじゃないの?
講師の耳に届かないことの方が圧倒的に多いです、、
私は教室長の指導をする管理職も経験してきましたが、教室長の多くは、他の業務や売上などに追われ「お客さんの声」を講師と共有できていません。もしくは、クレームなど悪い声ばかり全体で共有されて、ポジティブな内容は全く分からないというケースも(こういう環境ではハードモードですね)。お客さんの声、一番大事にすべきなのになぁ…。
というわけで、もし誰かがあなたの授業の感想を伝えてくれたとしたら、それは少数派の「当たり」の塾かもしれません!
あなたの授業という商品の価値を、より高めてくれる可能性の高い塾です!
大人と話す練習ができる
※大学生向きの内容です。
個別指導塾では大人と話す練習ができます。
えっ、子どもに勉強を教えるんじゃなくて…?
塾にもよりますが、具体的には電話対応や保護者対応で、大人と話す機会があります。前編でも触れたように、社会人になったら、電話対応なんかすぐに嫌でもできるようになります。でも、社会人になる前の就活で、人事の採用担当者(=大人)と喋って合否の判定をされるわけです。大人と話すことに抵抗のない人の方が有利なのは、言うまでもないでしょう。
一番良いのは、保護者との面談(商談)で話をさせてもらうことです。
商談なんてできないよ…!?
普段生徒と話していることや、塾であったことを話すだけでOKです
確かに、ふつう、保護者対応は教室長などの社員が行うものだと思います。しかし、子どもの塾での様子を細かく把握できているのは、教室長ではなく、実際に授業を見ている講師です。普段生徒と話していることや、塾であったこと、家でどんな様子かを聴くことで、さらに生徒への理解が深まり、良い指導ができるかもしれません。
何より、講師側のメリットは、大人と話すことへの抵抗感がなくなることです。年齢が離れていても、共通の話題があれば、なんら問題なく話せるということが感覚的に理解できれば、今後の就活などでも落ち着いて話ができると思います。
また、講師が生徒の塾での様子を話すことは、保護者側からしてもメリットが大きいです。子どもを教えている人の顔が分かるだけでも安心しますし、自分の子をちゃんと見てくれていると分かれば、さらに安心です。
電話対応や面談をやってみて、大人と話す経験値を積んでおけるのは、個別指導塾ならではのメリットです。もちろん、慣れていないので失敗もすると思います。どうなっても大丈夫なように、事前の社員さんとの打合せは入念に行いましょう!
個別指導塾のアルバイトに向いている人・向いていない人
ここまでの内容をふまえて、個別指導塾のアルバイトに向いている人・向いていない人をまとめると、次のとおりです。
◆個別指導塾のアルバイトに向いている人
- 体力がない
- 人の細かな変化を察するのが得意
- 話すより聴く方が得意
- 子どもと話すのが楽しい
- 反応が直に返ってくる仕事がしたい
- 変化に富んだ仕事をしたい
- ファンを獲得したい
◆個別指導塾のアルバイトに向いていない人
- 高度な受験テクニックを仕込みたい
- 話を聴くよりも自分が話したい
- 事務的・作業的な仕事がしたい
塾講師のバイトは「いい大学に通ってないと受からない」と言われますが、個別指導塾では完全に勘違いです。もちろん学歴は良いに越したことはありませんけど、それよりも重要なのは次の3点です。
- 生徒に受け入られそうかどうか
- 担当可能教科
- 勤務可能期間・時間帯
そして、生徒に受け入られるかどうかは、「生徒の話をちゃんと聴けるかどうか」が最重要ポイントです。「〇〇先生の授業が楽しい!」と思ってもらえるには、話す力より先に聴く力を伸ばすといいです。おすすめ書籍はこちら↓
まとめ
2回に分けて、個別指導塾のアルバイトを紹介しました。書いていると、塾での思い出がたくさん蘇ってきて楽しかったです。笑
個別指導塾では、生徒の様子を見られない自分本位な講師は淘汰されていきますので、気配りのできる楽しい先輩たちが多いと思います。初めてのアルバイトに本当におすすめです。次回は個別指導塾アルバイトの合格を紹介します。お楽しみに!