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塾で習う教科No.1、それは数学(算数)!
「数学のセンス」という言葉があるように、数学は5教科の中で最も難しくて、理解しにくくて、一人ではどうにもならない。国語のセンス、理科のセンスはあまり聞いたことないのに「数学のセンス」だけはよく聞きますよね。
数学はセンスがないと点数がとれないのでしょうか?
そんなことはなぁぁい!!
そうです、そんなことはないのです。今回は数学の勉強の仕方を紹介します。
★この記事で分かること
- 数学はセンスがなくても大丈夫
★この記事を書いた人
- 塾長のらいむら先生です。国立大教育学部を卒業し、大手個別指導塾で1,000人以上の生徒さんを指導してきました。勉強が苦手な子を、ふつう以上に引き上げることが得意。
数学で点をとるために必要なこと
数学が難しすぎるぅ、、。。。
僕には数学のセンスがないから無理だぁ!
そんなことはありません。
センスが必要なのは超難関校の生徒さんたちだけで、ふつうの学校に通う生徒さんに生まれ持ったセンスは不要です。
なぜなら、数学のテストで点をとるために必要なことは、センスではなく、次の2つだからです。
- 公式や定理を理解する
- 解き方を理解する
①公式や定理の理解
公式や定理が「なぜそうなるのか」を理解しましょう。
例えば、三角形の面積の公式は「底辺×高さ÷2」。台形の面積の公式は「(上底+下底)×高さ÷2」。どちらも最後に÷2をしますよね。
これ、どうしてだったか、覚えていますか?
えー、そんなの覚えてないよー。
というか覚えてなくても解けるじゃん!
その通り、公式をただ暗記するだけでも問題は解けます。
しかし、ちょっと時間をかけて本質を理解しておくことで、どんな応用にも耐えられる本当の知識になります。そうすれば、あとから出てくる一見違うものも理解しやすくなります。
先ほどの例でいくと、三角形の面積で÷2をするのは、たて×よこの四角形を半分にしたのが三角形だからでしたよね。これを理解しておくと、もはや台形の面積の公式は暗記する必要がありません。たとえ公式を忘れてしまっても、自分で思い出せますし、あるいは直感的に作れてしまうかもしれません。
いろいろ書きましたが、要は、本質を理解することで長期的に見れば、かえって効率よく学ぶことができるというわけです。
それに、ただ暗記するよりも楽しいですしね♪
②解き方を理解する
公式や定理が、実際の問題でどのように使われるか、手順を覚えましょう。
公式や定理は、使う順番や使うタイミングなどを練習しないと使えるようになりません。
水泳も、泳ぎ方を教わって、実際にプールで練習してはじめて泳げるようになりますよね。それと同じ感じです。
数字や条件を変えた様々な問題を解くことで、「あぁ、●●を求めたいときに△△の公式がこう使えるのか~」ということを覚えていきます。
必要な教材
繰り返しになりますが、点をとるために必要なことはこの2つだけです。
- 公式や定理を理解する
- 解き方を理解する
そしてそのためには、学校の教科書とワークで十分です。特殊な教材はいりません。この2つに全部載っています。
学校によっては、ワークの答えを回収されている場合があります。
それだと自分で勉強できないので、問題集を用意しましょう!
本当に数学が苦手という生徒さんには、学研の「ひとつひとつわかりやすく」シリーズがおすすめです。
文字が大きく、内容も問題数も最小限なので、苦手な子もやり切りやすいです。
定期テストでは真ん中よりは上だという生徒さんには「チャート式」がおすすめです。
公立入試などのふつうの高校入試では、全体の正答率が20%以下の難しい問題をすべて落としても、70点台後半くらいの点は取れるようにできています。
「数学のセンス」が必要な場面?
偏差値70を超えるような難関高校、理系難関大の個別試験では、さすがにないとつらいです。
必要となる方は100人中5人くらいでしょうか。
もちろん、試験は関係なく「数学のセンス」はないよりもあった方が便利です。
純粋に、数や数学を楽しみやすいですよね。私は、問題は解けてもセンスはありません。センスある人がうらやましい!
まとめ
長年塾で勉強をみてきたからこそ断言しますが、超難関校を受けるわけでなければ、数学にセンスは不要です。努力とやり方でどうとでもなります。
ただし、数学は「積み重ねの教科」であり、「暗記科目」ではないので、学ぶ順番を間違えるとなかなか伸びないというのも事実です。
「積み重ねの教科」についてはこちらまだ間に合う!「数学(算数)の授業についていけない」ときに絶対にやってはいけないこと
それではまた!