【パパ向け】1歳児の子育てガイド【体験談】

こんにちは!らいむら先生です。

今回のテーマは1歳児の子育て!

はじめにこれだけは言いたい。子育てを頑張るあなたは素晴らしいです。マジで。

その頑張りに応えられるよう、我が子が1歳だった時のことを思い出しながら1歳児との向き合い方について書きました!私がパパなので、どちらかというとパパ向けです。参考になれば幸いです。

1歳児の発達の特徴

まずは一般的な1歳児の発達についてです。発達には個人差がありますので、あまり気にしすぎないのが重要です。

身体の発達

  • 歩行:歩き始めることが多い時期ですが、まだ不安定で転びやすいので注意が必要です。歩くこと自体を楽しみ、世界が広がっていきます。
  • 手先の器用さ:手を使って物を掴んだり、指先を使った遊びが増えます。例えば、ブロックを積んだり、スプーンを使おうとするなどの動作が見られます。
  • 利き手:4歳くらいまで左右の利き手は決まらないことがほとんどです。

利き手については、当然右利きの方が便利だよなとか、スポーツやるなら左利きもいいかもなとか、悶々と考えていました。笑

気になる場合は矯正するのもありです。うちは流れに任せました。

我が子の場合、両手をまんべんなく使うタイプでしたが、6:4で左手を使う方が多かったため、トレーニング箸を買う際に左利き用を買うことにし、現在(4歳)は左利きに落ち着いています。

言語の発達

  • 単語の使用:初めての単語を話し始めることが多いです。意味のある単語を使ってコミュニケーションを図ろうとします。
  • 理解力の向上:言葉の意味を理解し始め、「ママ」「パパ」などの簡単な指示に応えることができます。

3歳になると多くの子がスラスラ話しますが、1~2歳では全然しゃべらない例もちらほら聞きます。焦りは禁物。

話せなくても、こちらの気持ちは伝わっていますよ!

社会性の発達

  • 自己主張:自我が芽生え、自分の意思を示すことが増えます。例えば、好きな食べ物や遊びを選びたがるなど、自分の好みがはっきりしてきます。
  • 模倣:大人や他の子供の行動を真似することで学ぶことが多いです。これは社会性の発達にとって重要なステップです。

1歳後半から3歳くらいまでは「じぶんで!」のピーク期です。「エレベーターのボタン押したい」とか。

それならばと、先回りして「これやる?」って聞いても「聞かれたくなかったぁぁぁあ゛!!涙」とか言って泣き出したり…。どうすればええねん。涙

「子どもはそういうもの」という割り切りが必要ですね。笑

1歳児との関わり方

子どもとの関わりで意識したいポイントをまとめました。

行動で愛情を伝える

  • スキンシップ:抱っこやおんぶなど、スキンシップを大切にしましょう。健全に育つうえで重要な「安心感」を与えられます。
  • 目を合わせる:話しかける際は、子どもの目を見てコミュニケーションを取るように心がけましょう。子どもは話しかける内容以上に、顔や声から多くの情報を得ています。

目を合わせる、大事ですね。

特にスマホは天敵!見えないところにしまいましょう。

1歳児に対して、スマホの方を見てしゃべると「あなたは大事な存在ではない」と伝えていることになります。

とはいえ、どうしてもスマホを使わなければならない時も多々ありますよね。そういう時は「スマホを使う理由」を子どもに説明してからにしましょう。

ルールを共有する

  • ルールの共有:守ってほしいルールを、理由と一緒に伝えることが重要です。「固いものを投げない」「お風呂場で飛び跳ねない」など。
  • 穏やかな態度:叱る際も穏やかに説明することが大切です。感情的に伝えると、怒りをぶつけられているという危機感・恐怖心から、叱られている理由が子どもに伝わりません。

我が家も様々なルールを伝えてきました。「ご飯中に立ち歩かない」など、4歳になってやっとできるようになってきたものもあります。先は長い…!

もちろん、ルールを伝えても平気で破り倒していくのが1歳児です。

内容を理解できていない可能性もありますが、どちらかというと、機嫌が悪くてとにかく反抗したいだけの方が多いと思います。笑

叱ることについても、親は常に子どもに試されている感じがしますよね。

街中でギャン泣きしちゃった時とか、本当に居たたまれない…。涙

ああいうとき、子どもたちは素直に受け入れられないのかなぁと思います、

自分の世界の絶対的主人公である自分が、社会のほんの一部にすぎない自分でもあるという事実を。考えすぎか?笑

安全な環境を整える

  • 転倒や誤飲の防止:1歳児は好奇心旺盛で、何でも触りたがります。家庭内の安全対策をしっかり行い、危険なものは手の届かない場所に置きましょう。
  • 見守る姿勢:子供が自分から主体的に動けるよう、見守る姿勢を大切にしましょう。ただし、危険がないか常に注意を払いましょう。

外での遊び

  • 公園:公園での遊びは、子どもの運動能力を育てるとともに、自然との触れ合いを楽しむことができます。滑り台、砂場、ブランコ、鉄棒、ボール、虫、蟻、水道など、子どもの興味に合わせた遊びを一緒に楽しみましょう。
  • 散歩:近所を散歩することで、子どもの好奇心を刺激します。

歩き始めるようになってから数か月間、いろんな坂(スロープ)を延々と上ったり下ったりしていました。

何が楽しいのか謎でした。笑

たぶん、彼なりに、傾き?慣性?重力?を感じ取っていたんだと思います(名推理)。

家での遊び

  • 絵本の読み聞かせ:絵本の読み聞かせは言語の発達に非常に効果的です。子供が興味を持つ絵本を選び、一緒に楽しみながら読みましょう。
  • 積み木ブロック:ブロックを使った遊びは、手先の器用さを育てるとともに、創造力を養います。親子で一緒に積み上げたり、形を作ったりすることで、コミュニケーションを深めることができます。
  • 歌を歌う:簡単な歌を歌ったり、一緒にリズムに合わせて手を叩いたりしてみましょう。言語の発達やリズム感を育てるのに役立ちます。
  • おうち体操:家だからこそできる運動もあります。親の腕にぶら下がる、手押し車で進む、布団の上をぐるぐる転がる、等。
  • ボール:スポンジの柔らかいボール等、家で投げても問題ないボールがあると、遊びの幅が広がります。
  • 箱入り息子:段ボールなどの丈夫な箱に子どもを乗せて、押したり引っ張ったり空を飛んだりします。

寝ない…。

  • 規則正しい睡眠習慣:1歳児はまだ不規則な睡眠パターンを持つことが多いですが、規則正しい生活リズムを身につけることが重要です。寝る前のルーティンを作り、安心して眠れる環境を整えましょう。
  • 夜泣き:夜中に目が覚めた時も、優しく対応することが大切です。抱っこやトントンなどで安心させ、再び眠りにつけるようサポートしましょう。

子どもによっては、3歳くらいまで就寝時間が安定せず、夜泣きも続くそうです。

寝ない子どもへの対策として、我が家では、

  • 19時から徐々に照明を暗くする
  • 20時に完全消灯で一緒にベッドで横になる
  • 子どもが泣いても無視して寝たふり

これを基本にしていましたが、ひたすら子守唄を歌い続けたり、抱っこしてスクワットし続けたり…。

いろいろ試しましたけど、必ずうまくいく作戦はなかったなぁ…。涙

こちらが試行錯誤をしながら、子どものリズムが出来上がっていった感じです。

夜泣きについては、我が子は比較的少ない方でしたが、それでも対応は大変でした。突発的に起こされてまとまった睡眠時間がとれないと、頭も身体もしっかり休むことができません。辛すぎる…。

夜泣き対応する全世界のパパ・ママに、やすらぐ日が訪れますように…。

学力向上のためにできること

遊びから学ぶ

子どもの成長は「楽しい!」「面白い!」とセットになって現れます。そのため、

  • 子どもが楽しめないもの
  • 面白くないもの
  • 興味深く感じられないもの

これらからは、あまり成長を引き出せません。

幼児教育用の教材などでも、楽しんでやっていない場合は効果が薄いので、早くやめた方がいいです。

以下では、専門の教材を使わずに学力の向上を促す方法について書きます。

言葉の発達を促す

  • 話しかける:日常生活の中で、できるだけ多く話しかけるようにしましょう。例えば、「今、赤い積み木を乗せたね」「今日は外が明るいね」といった実況中継的な内容だとやりやすいでしょう。
  • 絵本の読み聞かせ:絵本を通じて言葉を教えることができます。子どもの興味を引く絵本を選び、一緒に楽しみながら読みましょう。

絵本の読み聞かせはこだわって行っていました!

4歳の今でも、寝る前には必ず読み聞かせをリクエストしてくれます。笑

「話し言葉」は普段の会話からも学べますが、「書き言葉」を伝えられるのは絵本くらいです。親の声による安心感も与えられます。

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感情の表現を促す

  • 共感する:子どもの感情を言葉にして伝えることで、共感を示しましょう。「嬉しいね」「悲しいね」といった言葉で、子どもが自分の感情を理解する手助けをします。
  • 穏やかな対応:子どもが泣いたり怒ったりする時も、穏やかに対応することが大切です。「悲しかったね」「嫌だったね」と、ここでも子どもの感情を言葉にして受け止めつつ、落ち着く方法を一緒に見つけましょう。

まとめ

1歳の子育ては、多くの喜びと同時に課題が伴う時期です。

振り返ると、楽しいこともいっぱいありましたが、やっぱり大変だったことの記憶がよみがえるなぁ。本当に学ぶことばかりでした。笑

とはいえ、我が子と関わってきたことは、私にとって誇りです。もちろん当時はそう思えませんでしたが、きっと皆様も近い将来そう感じるようになるのではと思います。

今の子どもと会えるのは、今だけ

時には休憩しながら、一瞬一瞬を大切に過ごしていきましょう!