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今回のテーマは中3の夏期講習です!一度しかない受験の夏。この夏の重要性を知らないまま7月に入るのは、はっきり言って損です。
はじめから教えてくれてたら、もっと夏にがんばってたのに!
なんてことにならないよう、夏の重要性を理解し、飛躍の夏にしましょう!
★この記事で分かること
- 受験勉強っていつから始めたらいいの?
- 夏休みは1日何時間勉強すればいいの?
- なんで受験生は夏が大事なの?
- (塾の関係者などで)生徒に夏期講習を受けてもらうためにどう伝えたらいい?
★この記事を書いた人
- 塾長のらいむら先生です
- 国公立大学の教育学部を卒業
- 大手個別指導塾に8年間勤務
- 1,000人以上の生徒さんの指導に携わる
もくじ
夏に勉強を始めなきゃまずい理由
中3生にとって、夏は非常~ッに重要な時期です!
ここで勝てれば受験も勝ちます!
部活動を引退して空いた時間で、勉強のリズムが作れるかどうかが問われます。
というか逆に、夏に勉強のリズムができないと、秋以降が悲惨です。
試しに「中3 夏休み」でググってみると、こんな予測変換が出てきます↓
- 中3 夏休み 勉強時間 平均
- 中3 夏休み やること
- 中3 夏休みから塾
- 中3 夏休み 無駄にした
- 中3 夏休み 勉強してない
下2つが放つ、圧倒的な暗黒オーラ…ッ!こちらに飲み込まれないために、知識という武器を身につけましょう!
夏に勉強を始めないとまずい理由は、次の2つから見えてきます。
- 理由① 定期テストとの比較
- 理由② 9月以降にとれる勉強時間との比較
さっそく見てみましょう!
理由① 定期テストの準備期間との比較
夏に勉強を始めなきゃまずい理由の1つ目は、定期テストと入試を比べることで見えてきます。
定期テストの出題範囲は、最近勉強した3か月分くらいになることが多いですよね。それに対して、入試の範囲は3年分なので、月に換算すると36か月分。つまり、入試の出題範囲は、定期テストのざっくり12倍なんです。
定期テストの12倍!?ムリじゃん!
入試はいわば中学のラスボス。
しっかり準備して臨もう!
いつから準備すればいい?逆算してみよう
じゃあ、いつから準備すればいいの?
これも定期テストとの比較で考えてみましょう。定期テストは、しっかりと対策するためには、だいたい2週間前から準備が必要になりますよね。
直前の2~3日で提出物だけ何とかするタイプの人が多いですけどねw
3か月の出題範囲で2週間必要なので、36か月の出題範囲では、2週間×12倍=24週間、すなわち6か月前から準備が必要ということになります。
表にまとめるとこのとおりです。
– | 出題範囲 | どれくらい前から準備が必要か |
---|---|---|
定期テスト | 3か月 | 2週間 |
入試 | 36か月 | 24週間(=6か月) |
公立高校入試は2~3月にありますが、私立入試は1月から始まります。1月の6か月前というと、7月。しっかりと対策するためには、7月には受験勉強を始めていないと遅いということです。
つまり、11月や12月から受験勉強を始めることは、定期テストでいえば、残り2~3日でやっと勉強し始めたのと同じことなんです。
(あ、それはやばいやつだわ)
理由② 9月以降にとれる勉強時間との比較
夏に勉強を始めなきゃまずい理由の2つ目は、秋以降の勉強時間と比べることで見えてきます。
9月以降、部活がなければ、平日にとれる勉強時間は、頑張って1日3時間くらいです。
でも夏休みなら、1日3時間を3セット行うくらいの勉強時間を確保できちゃいます。例↓
- 朝9時~12時 3時間
- 昼2時~5時 3時間
- 夜7時~10時 3時間
要は、夏休みの1日は、平日3日分のパワーを持っているということです。
だから、もし夏休みに勉強できなかった日があったとしたら、それは秋以降の平日3日間をまるまるサボったことと同じなんです。取り返すのは厳しい!
もちろん、夏休みに勉強以外のこと(部活、留学、家族旅行など)をするなと言いたいわけではありません。
勉強以外も含めて、有意義な夏にしよう!
夏前のよくある質問
ここからはよくある質問に回答していきます。下記以外にももっと知りたいよ!という場合は、メッセージでお知らせください!
部活が続く生徒はどうすればいい?
部活の引退が冬なんです!ムリだぁぁ
不利な状況だからこそ身に付く力があるッ!
上の大会まで出る部活だと、秋・冬まで練習が続きます。周りと比べると時間が少なく、勉強時間では圧倒的に不利です。
じゃあ、時間が取れない中で勉強する意味はないのか?というと、そんなことはありません。実は引退後に爆発的に成績が伸びるのは、まさにこういう生徒なんです。
これまで時間がないハードモードで試行錯誤して勉強してきたので、こういう生徒にとっては、引退して時間がある状況の勉強はイージーモードなんですよね。苦労してきた分、勉強の技術もメンタルも備わっていますので、面白いように伸びていきます。
個人的に、部活にせよ何にせよ、全力で一生懸命頑張る生徒が大好きです。時間がない中でなんとか工夫して勉強しようとするその努力は、絶対に、必ず、報われます!大丈夫!!!
塾には入った方がいい?
基本的には入ることをおすすめしています!
自分で勉強できる生徒は多くないからです。
ただし、塾の夏期講習は、集団塾だと10万円くらい、個別指導だと20万円以上するケースもあり、かなり高額です。これだけのお金をかけるのに、ダラダラするのが家から塾になるだけで、お金を無駄にする可能性もありますので、生徒さんと保護者さんの間でよく話し合って決めることが大事です。
もし塾を使わないという場合、夏は中1・中2の基礎内容の復習を行いたい時期なので、こちらの問題集がおすすめです。
夏休み中に、各問題で3回〇がつくことを目標に取り組んでみてください。
塾の話をしましたが、むしろ夏に必ずやるべきなのは、なんといっても会場模試です。
夏以降は毎月必ず受験して、偏差値や苦手分野を把握して進めましょう。
合わせて読みたい→チャレンジ?ワンランク落とす?志望校の選び方
1日何時間勉強すればいい?
目標は9時間!最低でも6時間!
最低でも6時間と聞くとすごく多く感じるかもしれませんが、学校がある日の勉強時間と変わりません。
学校で1日5時間くらい勉強しますので、家庭学習1時間すれば、それでもう6時間です。
みんな一緒に授業を受けているから気づきにくいだけで、実は中学生は普段からけっこう勉強しているんです。(えらい!!)
夏休みは、この6時間が最低ラインです。
やり方としては、1回3時間の勉強を2~3セットがおすすめです。2セットで最低ラインの6時間、3セットで合格ラインの9時間ですね。こんな感じ↓
- 朝9時~12時 3時間
- 昼2時~5時 3時間
- 夜7時~10時 3時間
いやーちょっと難しそうだなぁ…
何かコツはないかな?
勉強だけでなく、遊ぶ予定も含めて、計画を立てましょう!
例えば、「夏祭りに行きたい日は、夕方までに2セットやって、夜は思いっきり遊ぶ」といった感じ。
遊ぶ時間も決めておいた方が、勉強はうまくいきやすいです。
もちろん、勉強は時間ではなく成果の方が大切!どうせやるなら、結果につながる勉強をしよう!
合わせて読みたい→「勉強しているのに成績が上がらない」よくある例と対策を解説(初級編)
まとめ
今回は夏に勉強を始めないとまずい理由を書いていきました。
入試直前になればなるほど、みんな本気になって勉強するので、頑張っても差がつきにくい。
でも夏なら一気に差をつけられます。
100m走は全員一緒にスタートするルールですが、入試にフライングはありません。
夏から受験対策をスタートさせて、笑顔で春を迎えましょう!