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彼岸(ひがん)とは、春分・秋分の日の前後7日間を指し、先祖供養と自然の移ろいを感じる、仏教の行事です。
- 春彼岸:3月下旬の「春分の日」を中心とした前後7日間
- 秋彼岸:9月下旬の「秋分の日」を中心とした前後7日間
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉は、彼岸を境に暑さや寒さが落ち着くことをいいます。
彼岸の由来
仏教には此岸(しがん)と彼岸(ひがん)という言葉があります。
- 此岸:私たちの生きる世界
- 彼岸:あの世・極楽浄土・悟りの世界
春分・秋分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈み、昼の時間と夜の時間が同じになるとされる日です。
仏教では真西が極楽浄土の方向と考えることから、この時期に先祖を供養する習慣が広まりました。
お彼岸の供養やお墓参りは仏教が根底にあるんですね。
暑さ寒さも彼岸まで?
この言葉は、季節の変わり目を象徴するフレーズです。
- 春:寒さが和らぎ、花が咲き始める
- 秋:残暑が落ち着き、朝夕が涼しくなる
住む地域によっては感じ方が違いそうだね!
