ハロウィーンはいつから当たり前に!?【ディズニー】

こんにちは!らいむら先生です。

今回のテーマはハロウィーン

秋になると日本でも当たり前のように行われるお祭りですね。

毎年のディズニーハロウィーンが楽しみ♪

ただこのハロウィーンというお祭り、そもそもの起源をご存じでしょうか。

キリスト教のお祭り…ではないんです!

ハロウィーンについてまとめてみました。

ハロウィーンの歴史

日本でも恒例となっているハロウィーンの歴史をまとめました。

最初は「サウィン」

ハロウィーンは、2000年以上前のアイルランドが発祥とされています。

そこに住んでいたケルト人たちのお祭り「サウィン(Samhain)」がハロウィーンの元ネタです。

サウィンは、10月31日に死者の霊たちが家族に会いに来るお祭りです。

お彼岸やお盆に似ているね!

ハロウィーンでは、仮装をしたり、カボチャのランタンを作ったりしますよね。

これらはすべて、死者の霊に混ざってやってくる悪霊を追い払うためなんです。

サウィンからハロウィーンへ

時を経て、「サウィン」は世界各地の文化と融合していきました。

特にアメリカには、多くのアイルランド人が移住しました。

McやMacから始まる苗字(McDonald、MacArthurなど)は、アイルランドやスコットランドの姓です。

アメリカ東海岸にあるNBAチーム・セルティックス(Boston Celtics)は、そのまま「ケルト人の(celtic)」という意味です。

ボストン・セルティックス

キリスト教では、11月1日にお祭り「万聖節(All Hallows)」があります。

これは聖人や殉教者を祝う日です。

その前日である10月31日のサウィンが「Hallows Eve」と呼ばれ、そこから転じて「Halloween」と呼ばれるように。

今ではこの「Halloween」として全世界に広まっています。

関連:ウエスタンランドとアメリカ西部開拓時代【ディズニー世界史】

死者の日

メキシコでは、サウィンから派生して、10月31日〜11月2日は「死者の日」と呼ばれます。

リメンバー・ミーでおなじみですね!

マリーゴールドの花や、カラフルなガイコツが象徴的。

ロストリバーデルタのメキシコ料理レストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」の付近で、今も観られるかも…?

2014年のスペシャルセット

日本での流行

日本では、ディズニーをはじめとする各地でのイベントをきっかけに、世俗一般にも浸透しました。

日本の宗教観のベースは、多神教の「仏教」と「神道」なので、すんなり受け入れたのかもしれません。

関連:神社とお寺って何がちがうの?無宗教の日本人、宗教施設だらけの日本で暮らす

ちなみにランドのハロウィーンイベントは1997年10月31日が初開催。

現在のような期間イベントになったのは2000年代に入ってからです。

おまけ ディズニーハロウィーン

ここからは、なつかしのディズニーハロウィーンを写真で振り返っていきます。

ランド・シーともに、ハロウィーン期間中は大人もキャラクターのフル仮装で入園可能です。

ただし、パーク内・周辺に着替える場所はないため、必ず自宅やホテルで済ませてから来園しましょう。

2003年 ハロウィーンが期間イベントになり始めた頃
2008 このころからハロウィーンパレード・グッズが完全に定番化
2008
2011 うわーなつかしい…!(食べてない)
2014 ハッピーハロウィーンハーベスト期。
2014 全身仮装の方々
2014 全身仮装の皆様
2014 ホンテ前
2015 S.S.コロンビア号前のモニュメント
2016 ミッキーィィィィ!!!!
2016
2016 ニューオーリンズシアターのショーもどことなくハロウィーン仕様(?)
2017
2019 ミッキーぃぃぃやぁぁ!!!!
2023 ライトアップが素敵

まとめ

ハロウィーンは古代ケルトのお祭りから始まり、キリスト教文化を経て、日本に広がりました。

ディズニーでもハロウィーン期間は大盛り上がり!

自分で仮装を楽しむも良し、仮装を楽しむ人たちを見て楽しむも良し。

2024年のディズニーハロウィーンは10月1日~11月7日まで!