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こんにちは!らいむら先生です。今回のテーマは公務員試験の面接対策です!公務員試験で困ることのひとつが、実際に合格した人からの情報が得にくいことです。
どんな質問が来るのか教えてよ~っ
このような悩みを抱える方に向けて、私自身の実例を紹介します。私は民間企業で働きながら、社会人経験者採用枠の公務員試験(政令市の事務職)に合格しました。この記事があなたの合格の手助けになったら嬉しいです。
★この記事で分かること
- 公務員試験の面接で実際に聞かれた質問
- 公務員試験の面接対策の仕方
★この記事を書いた人
塾長のらいむら先生です。大学卒業後、大手個別指導塾に8年間勤務し、課長に昇進。仕事に取り組む一方、独学で政令指定都市の公務員試験(事務職)の勉強をはじめ、一発合格!好きなお菓子はたべっこどうぶつ。
もくじ
実例紹介!こんな質問でした
私が公務員試験(政令市の社会人経験者採用)を受けたときに実際に聞かれた質問を、早速書いていきます!次のとおりです。
- なぜ今の会社に入ったのか?
- 志望動機は?
- 今の会社から公務員への転職を考えたのはなぜか?
- 地元の〇〇市はどうして受けないの?なぜウチの市?
- 市職員になったからといって、自分のやったことがすぐ目に見える成果となって返ってくることはほとんどないが、大丈夫?
- (塾では)授業もするのか?
- 係長(当時の役職)になった今も教室を持っているのか?
- 貴社において係長にはすぐなれるものなのか?
- そのような実績を上げたのはどんな要因があったからだと思うか?
- それなら市職員ではなく教員でも良いのでは?
- 今の経験を市職員としてどう活かせるか?
- 入庁してからやりたいことは?
- 他に受けている自治体は?
中盤以降、私の回答への追加質問が多いですが、それもそのまま載せました。
文字にするとけっこうグイグイ聞かれている感じがしますが、すべて用意していた範囲で答えられるものでしたので、特に厳しい質問をされた感じもなく通過できました。
ここからはどのように対策していったかを紹介します!
面接対策
ここからは面接対策の仕方を紹介します。
面接かぁ。本番で焦っちゃうんだよなぁ
大丈夫!焦るのは単なる準備不足。
準備ができていれば問題ナシ!
面接は準備がすべてです。準備ができていれば、おじさんやおばさんに自分のことを語るだけの場です。笑
面接の準備でやることは次の3つです。
- 履歴書の作成
- 想定Q&Aの作成
- 面接練習
履歴書の作成
面接で使える履歴書とは
まずやることは、履歴書(面接カード・エントリーシート)の作成です。
えっ、それは誰でもやるでしょ?
面接で”使える”履歴書を作りましょう!
履歴書には次のような項目を書く欄が設けられています。
- 志望動機
- 自分の性格(長所・短所)
- 理想の職員像
- 自己PR など
面接当日は、面接官が履歴書をもとに質問をしてきます。
そのため、履歴書に全てを書く必要はなく、アピールしたいことのさわりの部分だけ書いてあれば十分なんですね。
したがって、小さい字で詳細まで詰め込んで書くのはもったいない!
ワードでいえば14ptくらいの、読みやすい大きさの字で書きましょう。
志望動機と自己PRの作り込み
最も作り込むべきは、志望動機と自己PRです。
自己PRは「職務経験」「自分の長所」「市職員として活かせる点」などなど、いろいろな聞かれ方をします。
どれも、あなたを合格させた方が良い理由を聞かれていますね!
志望動機と自己PRは100%聞かれますので、150%の内容を準備して臨みましょう。
志望動機 2つのポイント
安定してるから、って書いたらダメだよね?
ダメだよ笑
必ず押さえたいポイントは2点です(私は政令市を受けていましたので、ここでは市と表現しています)。
①なぜその市か
面接官は、他の市ではなくウチの市を受ける理由を知りたがります。
②なぜ市職員か
面接官は、国家でも都道府県でも他の公務員でもなく市職員になりたがる理由を知りたがります。
上記2点を、現在の職務経験と絡めて話せるとベストです。
あまり遠い時点を理由にすると、「じゃあなんで初めから受けなかったの?」となっちゃいますからね。
良い志望動機の例
具体的に、良い志望動機出してよ!
では私の「②なぜ市職員か」部分の志望動機を紹介しましょう!
【履歴書】
生徒、保護者と直に接し働くことにやりがいを感じていた経験から、市民と直接関わりながら業務を行っていきたいです。
【面接】
私は、塾での●年間の勤務経験の中で、生徒・保護者・講師と直に接しながら働き、人の成長に携われることにやりがいや喜びを感じていました。児童や生徒に限らず、より広く人生の節目に携わり、市民の皆様に関わりながら働きたいと思ったことが、志望動機です。
こんな感じで準備していました。
とはいえ、志望動機は自分の中にしかないものです。上記はあくまで参考程度にとどめてくださいね。
自己PR 失敗の方が書きやすい
PRできることなんてあるかなぁ
失敗したことの方が書きやすいよ!
確かに「トップ営業マンでした!」とか「史上最速で昇進しました!」とか、そういうのがあったらラクですよね。
でも大丈夫、ここで聞かれているのは過去の業績ではなくて、仕事に再現性があるかどうかです。
だから、むしろ書くべきは成功よりも失敗したことです。
失敗から何を学び、どのように考え、行動して、克服していったかというネタだと、自己PRを作りやすいと思います。
良い自己PRの例
私の3分自己PRの素材文を引っ張ってきました。
3分間ドバーッと話した後、面接官からツッコミを受けられると想定し、詳細は省いた文章になっています。
私の強みは自分の信念があり、責任感が強いことです。
私は現職で約5年間、個別指導塾の塾長として勤務してきました。
利益を出す教室を作ることに注力し、新規入塾希望者への営業強化と教室内コストカットに取り組みました。その結果、配属1年目から売上●●万円を達成できました。しかし、売上や利益は出せたものの、生徒の退塾者・講師の退職者を多く出してしまいました。そのため喜びはほとんどなく、何のために仕事をしているのか、と悩むことになりました。
この失敗から、2年目以降は顧客満足や従業員満足を目的とした運営を心がけました。「●●な生徒を育てる」という信念を掲げ、自分で立てた目標を一つずつやり遂げました。また、生徒・保護者・講師・同僚の考えや意見を聴く時間を確保するため、スケジュール管理や整理整頓を徹底しました。その結果、退塾者や退職者が減っただけでなく、生徒や講師から塾を紹介してもらうことも増え、成果はさらに向上し、以降5年連続で売上●●万円以上を達成できました。
また同時に、上司や同僚からの信頼も得ることができ、●●に任命され、部下を持つに至りました。今までと異なった業務や、影響範囲の広い仕事をするようになり、大きなやりがいを感じています。役割を任命されることや、新しい知識を得ることが好きなことにも気づけました。
私は自らの長所を活かし、日々1つ1つの業務を確実に遂行していき、市民・同僚から信頼される職員になりたいです。また、ゆくゆくはより責任のある仕事を任せていただいたり、指導的な立場に就けるようになりたいと思います。
これくらいざっくりとした内容で伝えて、詳細は面接官にツッコんでもらったときに話す感じです。
使える志望動機・自己PR
らいむら先生の経験じゃぁ僕は使えないよ!
参考になるやつ、なんかないの?
誰でも使いやすい魔法のフレーズを用意しました!
より広く様々な業務を経験したい、です。
※もちろん、「様々な業務を経験したい」理由付けが別途必要です。
スペシャリストではなくゼネラリストになりたい、という前提で公務員を志望しているのであれば、面接官の
「それって他の仕事でもできるんじゃない?」
を潰せます。
実際、私は「それなら市職員ではなく教員でも良いのでは?」という質問に、難なく返せました。
長所「明るい」は最悪
社会人経験者ではあまりいないと思いますが、念のため。
履歴書に、会えば分かることを書くのはNGです。
最たる例は、長所に「明るい」と書いてしまうこと。
明るいこと自体は素敵ですが、それは面接で会って話せばすぐ分かることなので、わざわざ履歴書に書くのはもったいない。
責任感があるとか、リーダーシップを発揮できるとか、面接の場ではすぐに分からないような内面の長所をアピールしましょう!
おすすめ書籍
私は「公務員試験 現職採点官が教える! 社会人・経験者の合格論文&面接術」で対策しました。
「社会人経験者採用の受験者」に絞って書かれている点が◎!
まとめ 後編へ続く!
今回は公務員試験の面接対策を紹介しました。
長くなってしまったので、ここでいったん区切ります。次回もお楽しみに!
面接の準備でやるべき3つのこと
- 履歴書の作成
- 想定Q&Aの作成
- 面接練習
長くなってしまったので、ここでいったん区切ります。次回は想定Q&Aと面接練習!お楽しみに!