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こんにちは!らいむら先生です。今回のテーマは公務員試験の面接対策です!試験直前でもすぐにできる、緊張しないための準備と心構えを紹介します。
私は民間企業で働きながら、社会人経験者採用枠の公務員試験(政令市の事務職)に合格しました。この記事があなたの合格の手助けになったら嬉しいです。
★この記事で分かること
- 公務員試験の面接対策
- 面接で緊張したときの対処法
★この記事を書いた人
塾長のらいむら先生です。大学卒業後、大手個別指導塾に8年間勤務し、課長に昇進。仕事に取り組む一方、独学で政令指定都市の公務員試験(事務職)の勉強をはじめ、一発合格!好きなお菓子はたべっこどうぶつ。
★面接対策でやること
面接対策でやることは、次の3つでした。
- 履歴書の作成
- 想定Q&Aの作成
- 面接練習
今回は3つ目、面接練習について紹介していきます。
もくじ
面接練習
第三者目線のアドバイスをもらう
練習かぁ。わざわざやる意味あるかな?
素人にしか頼めないしなぁ。
素人でも気づける意見をもらうのが重要!
面倒だし気恥ずかしいですが、必ずやりましょう。
素人に頼むからといって侮るなかれ、自分では気づけないアドバイスをたくさんもらえますし、自信がつきます。
私は妻に面接官役をやってもらいました。妻と実家の親にしか公務員試験受験を話した人がいませんでしたしね。
「1対1だと臨場感が出ないから」とのことで、妻がミッキー等の人形3体と並んで質問をしてくれました。
今思うととんでもなくシュールだな…w
◆やり方
面接官役には質問のみを渡します。
一通り問答を終えた後、面接官役としてどう感じたか?をフィードバックしてもらいます。
回答の内容が分かりやすかったかどうかはもちろん、次にあげるアピアランスもチェックしてもらいましょう。
- 話し方
- 座り方
- 表情
- 目線
- 身振り手振り
- 言葉のクセ
緊張のほぐし方
面接ニガテだな~、、とにかくキンチョーするよぅ涙
人生の転機となる就職の試験。どうしても緊張しますよね。
でも準備すれば大丈夫です。
何を隠そう、私自信がとてつもなく緊張しいだからです!
- 脇汗がドッバドバ出て、
- どんどんどんどん早口になって、
- 練習していないことを言いまくる、
そういうタイプの緊張屋さんでしたが、合格できました。笑
緊張した時の対処法をあらかじめ決めておいたからです。ぜひ参考にしてみてください!
ちなみに一般的な面接の流れは次のとおりです。
- 面接の部屋・ブースに入る
- 「失礼します」
- 受験区分・受験番号・氏名などを言う
- 一礼
- はい、ではおかけください
- 着席
ふむふむ
では早速対処法を見ていきましょう!
受験区分・受験番号・氏名などを言う前に1秒笑う
らいむら先生、ちょっと何言ってるかわかんないです!
話す前に場を温める方法です!
緊張しているときは、顔の筋肉もガッチガチに固まっています。
当然表情も固くなりますので、同じことを喋っても印象が悪いです。これではもったいない!
そこで、話を始める前に笑顔をつくり、強制的に表情筋をほぐす作戦です。
いやそれは分かったけど…
急に笑顔になったら怖いじゃん。
変な空気にならない?
むしろスムーズに面接が進みます!
◆やり方
最初の一言を話そうとすると、口が開けて息を吸い込まれ、少し胸と肩が上がりますよね。
その状態のまま、
- 言葉は発さず、
- 口角をあげて、
- 息を吐き、
- 胸を降ろす。
その後、何事もなかったかのように受験番号や氏名などを伝え始めます。
笑顔を付けた深呼吸みたいなものですね。
面接とはいえ、これから初対面の人と話をするわけです。
こちらからニコっと笑顔を見せることで、スムーズに本題に入れますよ。
椅子に深く腰掛ける
笑ったかと思えば今度は椅子の座り方…?
自分の心理状態って、様々なしぐさに表れますよね。例えば次のようなものです。
- 目をそらす →後ろめたい、ウソをついている
- 腕を組む →拒否、否定
- 顔を触る →不安
- アゴを触る →自己顕示
これと同じように、椅子に座るときにも心理状態が現れます。
- 浅く座る →不安、警戒
- 深く座る →安心、寛容
面接は緊張しますので、ついつい浅く座ってしまいがちです。
そうすると、面接官に「警戒しています」というメッセージを送ってしまいます。
危険からすぐ立ち上がれる(逃げられる)ようにするという動物的本能ですね
そこで、あえて深く座ることで、「安心しています」「なんでも聞いてください」というメッセージを送りましょう。
自分の気持ちも「安心」「寛容」に向かいます。
つらくても胸を張って大股で歩くかのごとく、緊張していても堂々と椅子に深く腰掛けましょう!
最初の質問でラリーする
面接では、ふつう最初の質問はアイスブレイク的な内容が多いです。
例えばこういう質問↓
- 今日は何でここまで来ましたか?
- ここまで来るのに何分くらいかかりましたか?
- 筆記試験お疲れ様でした。実力は出せましたか?
気楽に答えることができる質問をすることで場があたたまり、より本音を話しやすくなる効果があります。
しかし!私が受けた政令市の面接では、一次も二次もアイスブレイク質問はなく、受験番号など言って着席した後、早速本題に入りました。
時間の都合かな?
公務員試験では省略されるケースが多い…?
のっけから「では志望動機を教えてください」と聞かれてたらテンパりますよね。
そこで、ちょっと緊張しているかも?と思ったら、最初の質問では意識的に面接官と会話をしましょう。
自分のことを聞かれているのに、
会話するっておかしくない?
会話といっても軽くやり取りをする程度です。
具体的には、回答の核となる部分を簡潔に話した後、次のようにワンラリー挟むことです。
「このまま続けて話して良いでしょうか?」
「はい、どうぞ。」
「ありがとうございます。このように考える理由は2点ありまして、1点目は~」
回答を用意していきているとはいえ、いきなり自分だけが2~3分話し続けるとなると焦るものです。
ワンラリー挟めば解決!
面接を会話のように。
このほかにも、聞かれた質問の意味がよく分からなかった場合は、「それは〇〇という意味ですか?」と確認してから話し始めましょう!その方がお互いにとってプラスです。
面接官も緊張している
自治体の採用は年に1度なので、採用担当者の面接も年に1回だけです。
そのため、民間企業の採用担当よりも面接経験が少ない場合が多いです。
私の一次面接では、面接官は40代くらいの男女1名ずつで、なぜか女性の方がガッチガチに緊張していました。声は震えているし、しゃべり方もたどたどしい。
なんでも答えるんで大丈夫っすよ、と言ってあげたかった。笑
ここまでではないにせよ、面接官も少なからず緊張していることは知っておいた方がいいと思います。
「緊張する」をポジティブに言い換える
スピーチで「すごく緊張していますが、頑張って話します」と言って話し始める人がけっこういます。
これ、すごくもったいないです。なんか言い訳しているように聞こえちゃうんですよね。
「緊張する」はネガティブな表現。
ここは「ドキドキしている」とポジティブに言い換えましょう!
×すごく緊張していますが、頑張って話します
〇すごくドキドキしていますが、頑張って話します
全然印象がちがいますよね!
オラ、ワックワクすっぞ!(違
ネガティブな表現をポジティブに言い換えて話すことで、緊張しにくくなります。
使う言葉によって思考が変わり、行動が変わり、結果が変わる!
おすすめ書籍
私は「公務員試験 現職採点官が教える! 社会人・経験者の合格論文&面接術」で対策しました。
「社会人経験者採用の受験者」に絞って書かれている点が◎!
まとめ
今回は公務員試験の面接対策、面接練習編を紹介しました。
緊張することは悪いことじゃありません。
大事に思っている証拠だし、これまで頑張ってきた証拠です。
だからこそ、緊張を飼いならしベストパフォーマンスを発揮してきてください!
◆面接対策でやること
- 履歴書の作成
- 想定Q&Aの作成
- 面接練習
履歴書の作成編と、想定問答編もあわせてご覧ください!