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こんにちは!らいむら先生です。
今回のテーマは公務員試験の社会人経験者採用です!
ここ最近増えている、自治体の「社会人経験者採用」。
様々な事情で、今の会社を辞めて公務員を目指すことにした方にとって、最初に直面する課題はこれです。
情報、少なすぎる!涙
このような悩みを抱える方に向けて、私自身の実例を紹介します。
私は民間企業で働きながら、独学で社会人経験者採用枠の公務員試験(政令市の事務職)に合格しました。
この記事があなたの合格の手助けになったら嬉しいです。
★この記事で分かること
- 実際に受けて分かった、社会人経験者採用枠と一般枠とのちがい
- 筆記試験の内容・レベル
- 面接で聞かれる内容
- 疑似合格体験!
実際に受けて分かった!社会人経験者採用枠と一般枠とのちがい
私は会社で働きながら、社会人経験者採用枠の公務員試験(政令市の事務職)に合格しました。
実際に受けて分かった、社会人経験者採用枠の特徴を、次の3つの点からご紹介します。
- 筆記試験の内容
- 面接で聞かれたこと
- おすすめの勉強法
筆記試験の内容
なんといってもここが一番気になりますよね!
募集要項を読めば、試験科目や配点はわかりますが、実際にどんなレベルの問題が出るかは受けてみないとわからないですからね。
結論から言えば、レベルは「基礎」(短大卒レベル)。
かなりカンタンでした。
政令市の事務職を社会人経験者採用で受ける場合、問題集にある「発展問題」は無視して、「必修問題」や「頻出問題」のみに絞って勉強するのが良いでしょう。
私は一般枠(大卒レベル)と同じ問題が出ると思って準備していたのですが、完全にオーバートレーニングでした。笑
しっかりと情報を集めて挑みましょう。
でも、たまたま簡単な年だったのかもよ?
基礎レベルがメインとなることは変わらないと思います!
配点を見ると分かるように、社会人経験者採用では筆記より面接が重視されます。
筆記は最低限の学力があるかを確かめる、いわば足切り用にすぎないんですね。
実際、一次試験の会場では「あっ、この人は受からないだろうな…」という雰囲気・身なりの方がチラホラいました。
試験は無料で受けられるので、ワンチャン期待してとりあえず受けたんだろうなぁと思います(失礼)。
具体的にどれくらいカンタンだったの?
3つに分けてお答えします。
まず前提として、私は地方上級の「過去問500」で仕上げていましたので、その問題のレベルと比較すると、かなりカンタンだったということです。
◆① 政治分野・経済分野
「スー過去」で対策していました。憲法、民法、ミクロ経済、マクロ経済、など。
必修と雷マーク(?)だけで十分でした。
そして経済分野に関しては、なんとグラフや数式を扱う問題は1問も出ませんでした。
嘘だろ…あんなに練習したのに…。笑
そもそもの到達目標ラインを、完全に見誤っていたようです。
教養科目のレベルで良いのに、専門科目のレベルで練習してきちゃったという。
過去に戻れるなら、自分に教えてあげたい。笑
◆② 数的処理・判断推理
同じく、簡単なものしか出ませんでした。
畑中さんの数的処理問題集でいうところの、頻出単元かつPLAY!(例題)までで十分。
応用問題に費やした時間は何だったのか。笑
◆③ 現代文・英語
過去問よりはるかに短かかったです。
特に英語。もはや長文ではなく会話文でしたね。
そのため、センター英語のように素早く訳す必要は一切ありませんでした。
速読英単語で早く読む練習したの、意味なかった(塾の経験が仇に…)。笑
そんなわけで、試験時間は20分以上余り、筆記はパスできたと確信しました。
一番感じたのは「やっぱり問題集ってすごいんだな」ということです。
問題集は、出やすい問題・基礎をつかめる問題が厳選されていることが身をもって分かりました。
ありがとう、スー過去。
ありがとう、畑中さん。
面接で聞かれたこと
続いて実際に聞かれた質問を時系列で紹介します。
一次面接では、面接官2人:受験者1人の個別面接でした。
- なぜ今の会社に入ったのか?
- 志望動機は?
- 今の会社から公務員への転職を考えたのはなぜか?
- 地元の〇〇市はどうして受けないの?なぜウチの市?
- 市職員になったからといって、自分のやったことがすぐ目に見える成果となって返ってくることはほとんどないが、大丈夫?
- (塾では)授業もするのか?
- 係長(当時の役職)になった今も教室を持っているのか?
- 貴社において係長にはすぐなれるものなのか?
- そのような実績を上げたのはどんな要因があったからだと思うか?
- それなら市職員ではなく教員でも良いのでは?
- 今の経験を市職員としてどう活かせるか?
- 入庁してからやりたいことは?
- 他に受けている自治体は?
中盤以降、私の回答への追加質問が多いですが、それもそのまま載せました。
文字にするとけっこうグイグイ聞かれている感じがしますね。
すべて用意していた範囲で答えられるものでしたので、特に厳しい質問をされた印象もなく通過できました。
「これをやりたい!」を用意しつつ、「広く市政全般に携わってみたい」という二本柱を軸にするのがポイント!
ちなみに二次面接では「3分間の自己PRをする」という課題型面接でした。
ちゃんと喋れるように練習していったら、特に追加の質問もなく終わりました。
面接官が8人もいて、全員年齢層がかなり上でしたので、幹部クラスが最終ジャッジを下すための面接だったのかな?と思います。
まとめ 狙えます!
今回は社会人経験者採用の公務員試験の実例を紹介しました。
一般の新卒枠のレベルよりかなり易しい問題が出されますので、誰にでもチャンスありです!
もちろん働きながら目指すのはカンタンではありませんが、公務員っていいよなぁと感じているなら、勉強を始めてみましょう!
応援しています!