【独学】公務員試験の社会人経験者採用!合格への参考書・問題集【2025年度版】

こんにちは!らいむら先生です。

ここ最近増えている、自治体の社会人経験者採用

すでに社会人経験のある方が公務員を目指す場合、非常におすすめの受け方です。

しかし、実際に受ける場合、一番のカベとなるのが筆記試験

今回は、実際に

  • 民間企業で働きながら
  • 独学で、
  • 社会人経験者採用枠の公務員試験に合格した筆者が、

社会人経験者採用におすすめの参考書を紹介します。

この記事があなたの合格の手助けになれば幸いです!

★この記事を書いた人

らいむら先生です。

独学で政令指定都市の公務員試験(事務職)の勉強をはじめ、一発合格!好きなお菓子はたべっこどうぶつ。

社会人経験者採用ってなあに?

筆記が不安でもいける!

まずは、

「公務員試験の社会人経験者採用って何?」

という方のために、概要をお話しします。

公務員試験を受けたいけれど、筆記試験が心配…

そんな方におすすめなのが、社会人経験者採用です。

通常の大卒枠と比べると

  • 必要科目が少なく、
  • 問題も易しいため、
  • 筆記試験の占めるウェイトが小さく、
  • 勉強時間を短縮できる

ことが最大のメリットです。

合格までに必要な勉強時間

合格までに必要な勉強時間は、300時間が相場です。

試験の3~4か月前から本腰を入れて勉強をするイメージですね。

ちなみに、合格者の中には

  • 「1年前から準備し始めたけど、結局まじめにやったのは直前だけだった」
  • 「1か月前から勉強して合格した」
  • 「勉強なんかしてないよw」

という方もいました。

少数派とは思いますが、最短ルートで攻略した人がいることは励みになりますね!

私は1,200時間もかけてやっと合格したタチなので、ノー勉で合格した人には正直に言いづらかった…笑

筆記が不安な人には、社会人経験者採用がおすすめです。

関連:【働きながら独学で合格】実際に受けてわかった公務員試験の社会人経験者採用

優先度★★★ まとめ過去問&時事問題

ここからは、社会人経験者採用で使えるおすすめ参考書・問題集を、優先度順にご紹介します

優先度MAXは、まとめ過去問と時事問題の参考書です。

どんな受験生でも必ず買うべきです!

まとめ過去問

まとめ過去問とは、全科目がまとまった分厚い過去問のことです。

社会人経験者採用では時事問題の比率が高い傾向にあります。

そのため、ノー勉で挑む場合でも、時事問題だけはやっておいた方がコスパが良いです。

時事は面接対策にもなるね!

全教科入ったまとめ過去問です。

前述のとおり、社会人経験者採用だと、大卒枠に比べて問題レベルが下がります。

  • 国家一般や都道府県を受ける場合は、「地方上級 教養試験 過去問500」。
  • 私のように市町村を受ける場合は、「市役所上・中級 教養・専門試験 過去問500」

にするとよいでしょう。

社会人経験者採用の専用過去問はないの?

残念ながらありません、、

そのため、どちらのまとめ過去問にも不要科目が含まれます。

まとめ過去問を買って家に届いたら、最初に不要なページを破り捨てることをおすすめします。

時事問題

「速攻の時事」がおすすめです。

社会人経験者採用に限らず、公務員試験の受験者はみんな持ってるんじゃないかっていうレベルの時事本です。

優先度★★☆ 文章理解・数的推理・判断推理(英数国)

政治・経済・社会の問題はなんとかなっても、英数国はちょっと不安という方が多いと思います。

社会人経験者採用で出る英数国の問題は、ほぼ大学入学共通テスト(旧・センター試験)よりカンタンなレベルです。

大学受験からブランクがあったとしても、歯が立たない相手ではありません。

対策次第で確実に点が取れる科目になりますので、ご安心を!

私自身、社会より英数国の方が得意だったこともあり、こちらを重点的に学習していました。

文章理解

東京リーガルマインドLECの過去問シリーズを使っていました。

現代文は、「大学共通テスト(センター試験)の評論文で代用できる」と聞いたことがあります。

確かにレベル的には近いですが、さすがに文章の長さが違いすぎるので、素直に文章理解の過去問で対策をした方が良いです。

英語は、読み慣れること単語量を増やしておくことが大事になります。

400時間前後の勉強時間を確保できる方なら、「速読英単語 必修編」で補強できると死角なしです。

数的処理・判断推理

数学に近い2科目です。

しかし、図形以外では公式や定理はあまり使わないため、「中学受験の算数」に近いです。

解法のパターン・ストックを増やすだけで突破口がつかめる問題が多いのが特徴!

数学が大得意という方以外は、個別の問題集を一通り解いてからまとめ過去問に入った方が効率が良いです。

数的処理は、畑中敦子さんの問題集を使用しました。

解説が充実しているので、解法パターンを増やすのに最適です。

判断推理は社会人採用ver.はありませんでしたので、こちらの問題集で。

応用問題は捨て、基本問題のみ取り組みましょう。

優先度★ 論文・面接対策

論文・面接対策

最後は論文・面接対策の参考書です。

ここまでは筆記試験に通るための参考書・問題集を紹介してきました。

しかし、社会人経験者採用で配点が大きいのは論文と面接

「筆記に時間をかけすぎて、論文や面接に手が回らない…」

という事態は避けなければなりません。

論文・面接対策ではこちらがおすすめです。

社会人経験者採用に絞って書かれている点が◎!

社会系の科目

その他の社会系の対策はどうするの?

私は「スー過去」を使いましたが、上記の参考書・問題集ほど自信をもってオススメできません

というのも、私自身、塾の正社員として英数国はガッツリ教えていました

そのため、英数国なら、参考書や問題集の性格がわかるつもりです。

でも社会系は正直「どれ使ってもそんなに変わらなくね?」という思いが強いんだよなぁ…。笑

自分の得意科目にあわせて戦略を立てましょう。

関連:働きながら独学で公務員試験に合格するため初めにする4つのこと

まとめ 王道の問題集で力をつける

今回は独学公務員試験の社会人経験者採用におすすめの参考書・問題集を紹介しました。

基本的な考え方をまとめるとこのとおり。

  • 必須:まとめ過去問と時事問題
  • 選択:英数国か社会系(得意な方を重点的に)

冒頭でノー勉で合格した人がいると紹介しましたが、確実に合格ラインを超えるように準備をする方が、私は好きです。

確信をもって筆記を突破しましょう!

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