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こんにちは!らいむら先生です。
今回のテーマは手足口病!
最近、4歳の息子がかかった後、30代の私もかかってしまいました。
この経験から、「大人が手足口病にかかったらどうなるか?」の実録をお伝えしていきます。
※手足口病のぼつぼつ画像を載せています。閲覧の際はご注意ください。
もくじ
手足口病Q&A
手足口病の概要をQ&A形式でまとめました。
どんな症状が出るの?
手足口病(てあしくちびょう)は、5歳の以下の子供に多く見られるウイルス性の感染症です。流行期は7月。特徴的な症状として、手のひら、足の裏、口の中に小さな水疱ができることがあげられます。大人がかかった場合は重症化しやすいと言われています。
手足口病の原因ウイルスは複数あり、感染力が強く、飛沫感染や接触感染によって広がります。原因ウイルスが1つではないため、複数回かかる場合があります。
初期症状には、発熱、喉の痛み、倦怠感があります。風邪に似ていますが、せき・鼻水がほとんどでない点が異なります。初期段階では見分けがつきにくいことがあります。
発熱が数日続いた後、手のひら、足の裏、口の中に小さなぼつぼつ(発疹)が現れます。これらの発疹は次第に強いぼつぼつ(水疱)に変わり、痛みを伴うことがあります。大人の場合、ぼつぼつが顔・ひじ・ひざ・お尻などにも移ることがあります。
手足口病に効く薬はないの?
ウイルス性の病気であるため、手足口病に特効薬はなく、自然に治るのを待つことになります。通常は7~10日ほどで回復します。
病院や診療所で出される薬も、一時的に発熱や痛みを和らげるものであり、病気の原因であるウイルスそのものをやっつけるわけではありません。
できることは、ゆっくり体を休めて自然治癒を促進することです。
喉の痛みや口内の潰瘍が原因で食事がしにくくなるため、十分な水分補給が重要です。温かいものは痛みを増すことがおおいので、冷たい飲み物やスープなどを摂取して、喉の痛みを和らげつつ水分補給をしましょう。
仕事は休まないといけないの?
手足口病は、インフルエンザやコロナと異なり、出勤停止になる感染症ではありません。症状が出ていても、働くこと自体は可能です。
しかし、感染拡大を防ぐため、症状がある間は仕事や学校を休むことが推奨されます。特に発熱や水疱がある場合は、周囲への感染リスクが高いため、注意が必要です。
クリニックは何科に行けばいいの?
初期症状が出たタイミングでは、おもな症状は発熱や倦怠感だと思いますので、内科に行くとよいでしょう。ぼつぼつに痒みが生じることから、皮膚科に行く場合もあるようです。
さらなる感染を防ぐには?
感染者がいる場合は、可能な限り生活を分け、感染拡大を防ぎましょう。以下4点の基本的な感染防止策を行います。
- 手洗い: 手洗いは最も効果的な方法です。特にトイレの後や食事の前後、外出から帰宅した際など、こまめに石鹸と流水で手を洗うことが推奨されます。
- 消毒: ウイルスは環境中でも生存するため、家庭内の共用部分(ドアノブ、リモコン、トイレなど)を定期的に消毒することが重要です。
- マスク: 飛沫感染を防ぐために、咳やくしゃみをする際にはマスクを着用することが推奨されます。また、感染者との接触を避けるためにもマスクの着用が有効です。
- 共有物を避ける: タオルや食器など、共有物の使用を避けることで感染リスクを低減できます。
お風呂は入っていいの?
温かいお風呂やシャワーは、ぼつぼつを刺激して痛み・痒みが増すおそれがあります。また、家族がいる場合は感染が広がるおそれもありますので、入浴はせず、短時間のシャワーにとどめましょう。
ぼつぼつが痒すぎてツライです…
掻くと悪化します。最悪の場合、ぼつぼつが破裂して周りにひろがり、さらに重症化することにも。
痒みは冷やすことで抑えられるため、保冷剤を当てたり、冷水のシャワーで冷やしたりしてしのぎましょう。
めちゃくちゃツライですよね。。。頑張ろう!
実体験の記録
30代の大人が手足口病にかかった記録を書いていきます。
Day1 喉の痛み
7月某日、夕方に喉の痛み・頭痛がありました。
外で遊んで日焼けしたからかな?と思い、早めに寝ました。
夜、寝ている時に寒気を感じ、真夏なのに毛布にくるまって眠りました。
Day2 発熱 39.1℃
朝起きて熱をはかってみると、39.1℃の高熱(平熱は36.0℃くらいです)。
発熱のほか、寒気と倦怠感がありました。
立っているのがツライ。
咳や鼻水は出ておらず、これはふつうの風邪じゃないな、という感じがありました。
この時点では、手足口のぶつぶつはまだでていません。
内科へ行き「子どもが数日前から手足口病の症状が出ている」と伝えると、コロナのPCR検査で陰性を確認したのち、医者からは「手足口病だろう」という診断。
熱や痛みを和らげるカロナールを処方されました。
帰りはふらふらになりながら飲み物とゼリー飲料を買い、家で寝ていました。
Day3 ぼつぼつ開始
カロナールの効果もあり、熱は36.5~38.5℃あたりを行ったり来たり。
寒気や頭痛は治りました。
喉はずっと痛いです。
この時点では「なんだ、全然大丈夫じゃん!」という感想。
しかし、本当の地獄はこれから始まるのであった…!
この日から、手のひらや足の裏の赤いぼつぼつがかなり増えてきていて、通常の歩行がしにくくなっていきます。
Day4 激痛ぼつぼつ
熱は36.0℃まで下がり、元気になりました。
歩き方はおかしいですが、頭は元気だし、一応移動はできるので、出勤することに。
今思うと、この日も休んでおけばよかった…。
夕方、仕事から家に帰ると、足の裏には発疹がさらに進化(?)した水疱になっており、痛みを伴うようになりました。しかもめちゃくちゃ痒い。
この日から撮影による記録を開始。※閲覧注意
痒みの原因物質・ヒスタミンに効く薬が手元にあった(花粉症で飲んでいる薬↓)ので、ワラをもすがる思いで飲んでみました。効いたかは不明。
Day5 激痛ぼつぼつ2
足の裏の痛みのため、夜中は何度も起きました。
そのたびに、保冷剤をあてたり、シャワーで足を冷やしたりして、痛み・痒みをごまかします。
朝はこんな感じ↓
喉や手もそこそこ痛みがありますが、全然気になりませんでした、比較にならないくらい足の裏が痛すぎて…。
仕事は休みの日でしたが、仮に「出勤しろ」と言われても絶対に無理でした。笑
横になるより、足の裏を冷やしながら椅子に座っている方がラクだったため、ほぼ1日中その姿勢でいました。
ご飯は食べられますが、喉の痛みもあって普段より食欲は落ちました。
Day5夕方の足↓
Day6 口内炎
少し足の裏の痛みが和らいできました。
触れなくても痛かったDay5の痛みレベルを100とするなら、この日は50~60。
触れなければどうということはありません。
一方、口内炎が6~7個にまで増えており、食事やうがいの痛みが強くなってきます。
Day6朝の足↓
Day6夕方の足↓
Day7 終息へ
足の裏は触れてもほとんど痛みはなく、かなり和らいできました。
Day7朝の足↓
Day7夕方の足↓
夕方にはさらによくなってきており、この日から入浴も再開しています。
薬用石鹸で入念に足を洗いました。笑
Day8 通常歩行
通常の歩行ができるようになるまで回復しました。
良かった…。
喉の痛みもほとんどなくなりました。
Day8朝の足↓
まだまだ口内炎は残っていますが、もはや通常生活に支障はありません。
いやー大変でした。
もちろん、人によってはもっと重症化する場合もあります。手足口病で爪がはがれる、ということもあるそうです。拷問かよ…。
足の裏ダイジェスト【閲覧注意】
まとめ 明けない夜はない
手足口病は一般的に軽症で自然治癒しますが、大人がかかると重症化することもあります。症状が現れた場合は、適切な対策と休養を心がけ、感染拡大を防ぐための予防策を徹底することが重要です。疑わしい症状が出た場合は、医師に相談して適切なアドバイスを受けることをお勧めします。
実際にかかってみて、喉・足・口の痛みに絶望する日々を過ごしました。
でも大丈夫、明けない夜はありません!
「大人の手足口病の苦しさがわかる人間になれた」と今ではポジティブです♪
くれぐれもお大事に。
※注意事項
- 専門家の意見ではありません: このブログ記事は個人的な体験や意見を基にしています。医療専門家の診断や治療の代替にはなりません。
- 医師の相談を推奨: 健康に関する問題や疑問がある場合は、必ず医師や専門医に相談してください。自己判断での治療や薬の使用は避けてください。
- 個人差があります: 症状や回復の経過は個人差があります。同じ病気でも、症状や重症度、治療方法が異なることがありますので、他の人の体験をそのまま当てはめないようにしてください。