冷蔵庫の製氷機、掃除しなくても大丈夫?やり方を解説【掃除する派・しない派】

こんにちは!らいむら先生です。

今回のテーマは製氷機のお掃除(冷蔵庫)

家庭用冷蔵庫の製氷機。夏の間にフル回転させたご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、製氷機のお掃除については、意外と見落とされがちです。

この記事では、掃除をすることとしないこと、それぞれのメリットを比較しつつ、その必要性を考察してみたいと思います。

製氷機、掃除する派

水が直接触れているし、できた氷は食べるわけだから、掃除した方が良い気がするなぁ

氷がカビ臭い等、すでに異常が出ている場合は、早速掃除をしてきれいに保ちましょう。

製氷機の洗い方

多くの場合、取り外して洗えるのは給水タンクやできた氷を保存するケースだけです。製氷機の内部を洗いたい場合は、専用の洗浄剤やクエン酸水を使います。

  • 取り外せる給水タンク: 中性洗剤を使って水洗いします。
  • できた氷を保存するケース: 中性洗剤を使って水洗いします。
  • 製氷機の内部:製氷機用洗浄剤やクエン酸水を使います。クエン酸を使う場合、クエン酸大さじ1(15g)に水300mlの割合でクエン酸水を作り、給水タンクに入れて氷を作ります。

製氷機の内部を洗う場合、洗浄液を完全に排出させたか判断するため、氷に色がつくタイプのクリーナーがおすすめ。

製氷機を掃除する頻度

各メーカーのHPでは、給水タンクのお手入れは「週に1回」が推奨されています。

製氷機、掃除しない派

私はこっち派です!

冷蔵庫の使用年数にかかわらず、特段、氷に問題がないなら、掃除をしないことも選択肢です。ここでは、そもそも掃除の必要性があるのか?を考えてみましょう。

掃除のデメリット

製氷機の掃除は、必ずしも良いことばかりではありません。

  • 製氷機が劣化する可能性: プラスチックやゴム製の部品は、洗剤や物理的な摩擦により、劣化が早まることがあります。
  • 洗っている間は氷が作れない
  • 残留液を含んだ氷を摂取する可能性
  • 手間や労力がかかる: 本音です。笑

日本の水道水を信頼する

日本の水道水は定期的に点検されています!

氷には水を使うわけですが、そもそも日本の水道水は安全で、安心して飲むことができます。水道水は、「水道法」に基づく厳格な品質管理が行われており、世界的に高水準な水が供給されています。

製氷機内は低温に保たれているため、特別な事情(建物や排水管が古くボロボロ、等)がなければ、製氷機内に雑菌が繁殖するリスクは低く、定期的な掃除を行わなくても、問題が発生しにくいと考えられます。

水道水以外を使うと危険

反対に、製氷にあたって、水道水を直に使わない場合、雑菌繁殖のリスクが高まります。例えば、ミネラルウォーターや白湯・湯冷ましを使う場合です。

ええっ!ミネラルウォーターの方がおいしい氷ができるんじゃないの!?

おいしさと機器の衛生面は別の話です!

ミネラルウォーターは、純水よりもミネラルが豊富です。また、水道水に微量に含まれる塩素なども気にならないため、おいしい氷が作れます。しかし一方で、ミネラルが多く不純物が除かれた水を使うことによって、製氷機内で雑菌や水垢ができる原因になることがあります。

まとめ

製氷機を掃除するかしないか、判断基準をまとめると、次のとおりです。

項目すぐに掃除!様子見
製氷に使う水ミネラルウォーターや白湯水道水
氷の品質問題あり問題なし

安心安全、日本の水道水。

おいしい氷を作るために、ミネラルウォーターや湯冷ましを使って製氷を行う場合や、すでに製氷に異常がある場合のみ、定期的に掃除をすればいいんじゃないかなと思います。

※注意事項

個人の意見であり、製氷機の性能や使用環境、水質によって異なり、全ての家庭に当てはまるわけではありませんので、ご注意ください。