なぜクリスマスは日本で定着した?宗教と文化が混ざった日【1分解説】

クリスマスってもともとキリスト教の行事だよね?どうして日本ではケーキ食べたりプレゼントもらったりする日になってるの?

いい質問だね!日本のクリスマスは、宗教行事が日本独自にアレンジされた文化なんだ

ザビエルと一緒に来日

日本における最初のクリスマスは、なんと戦国時代。

1549年に来日したフランシスコ・ザビエルら、キリスト教の宣教師が、長崎などでミサを開いたのが最初とされています。

その後、江戸幕府の禁教政策で長く途絶え、再び表舞台に現れるのは明治時代以降

開国によって西洋文化が流入し、ツリーやケーキ、サンタクロースが広まりました。

日本で「文化」として根づいた理由

では、なぜ日本では宗教色が薄まり、いち文化として定着したのでしょうか?

理由の1つは、日本人の宗教観の柔軟さです!

昔から神道と仏教が共存してきた日本では、「信仰」と「行事」は別物と考えやすく、単なる「イベント」として自然に受け入れられました。

また、戦後の経済成長期に、デパートや各業界が「冬のイベント」として積極的に演出したことで、一家団欒を象徴する文化として広がっていきました。

なるほど、宗教の枠を超えて“日本風クリスマス”になったんだね!

海外と日本のクリスマスの違い

  • 海外(欧米):イエス誕生を祝う宗教行事
  • 日本:家族や恋人のためのイベント

日本のクリスマスは、街が賑わって特別感があるし、なんとなくお祝い?はする雰囲気だけれど、「お祈り」や「感謝」といった色は薄いですよね。

“宗教を超えた文化行事”として定着していった、日本のクリスマス。

あなたのクリスマスが、素敵な1日になりますように。

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