楽市楽座ってなんだっけ?【1分解説】

戦国時代の有名な政策、楽市楽座(らくいちらくざ)

商売のルールを変えて、稼ぎやすくしたよ~!ってことです。

そうなんだ~。それまではルールが厳しかったの?


当時の日本では、商人や職人たちがチームを作り、強い力を持っていました。

このチームのことを座(ざ)といいます。

座に入らなければ、お店を作ったりモノを売ったりすることができなかったのです。

有力者たちは、座を利用して利益を独占していました。

信長は座のルールを壊して、誰でも商売ができるようにしました。


信長が楽市楽座を進めた理由は大きく次の2つです。

  • 経済の活性化:自由な取引で人・物・金を増やす→強い国へ!
  • 古い特権をなくす:もともとの有力者たちの力を削ぎ、自らの権力を強める!

なるほど!信長は経済と政治の両方を考えていたんだね。

この政策は後に豊臣秀吉徳川家康にも受け継がれ、日本の商業発展の基盤となりました。

楽市楽座の「楽」は、税や規制を排除して「ラクにする」と覚えましょう♪

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楽市楽座をも~っと深めるために、プラスアルファの知識はいかがですか?

座と惣って同じもの?

どちらも人々が集まって作ったチームですが、座は商業の組合で、惣は村の自治組織です。

座(ざ)惣(そう)
時代戦国時代~室町時代~
どんなチーム?商業の組合農民の自治組織
目的商売の独占村のルール管理

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