なぜおにぎりは三角形が多いの?【1分解説】

おにぎりって三角が多いよね?丸でも四角でもいいのに、なんでなんだろ?

実は三角形にするのにはちゃんと理由があるんだ△

はじまりは平安時代

おにぎり自体は弥生時代からあったとされますが、当時は丸めたり固めたりしたシンプルな形でした。

三角形が広まったのは平安時代以降といわれています。

山の形にすることで「山の力をいただく」という意味合いがありました。

自然や大地には神が宿っていると考えていたからだね

食べすく実用的

おにぎりを三角形にすることで、多くの利点があります。

持ちやすい:丸ではなく角があることで手にフィットしやすく、滑りにくい。

かじりやすい:三角の頂点から食べ進めると、一口のサイズが安定します。

形が崩れにくい:丸よりも厚みにムラが出にくく、力を込めて握れるので保存性も増します。

具材を詰め込みやすい:三角形はお米をぎゅっとまとめやすく、具を詰め込みやすい。

弁当に入れやすい:お弁当など箱に入れる際は、三角形の方がスペースを有効活用しやすい。

見た目と実用性のバランス

三角形は詰め込みやすいだけでなく、形が揃って弁当に並べたときの見栄えも良くなります。

日本の「均整のとれた形」を好む美意識も、三角おにぎり普及の一因と考えられます。

なるほど!もともとは山パワーから始まったけど、食べやすくて見た目もいいから定着したんだね!

その通り。コンビニのおにぎりがほとんど三角形なのも、こうした文化や実用性が関係しているよ

まとめ

おにぎりが三角形になった背景には、山を象徴する信仰的な意味と、食べやすさ・保存性・見栄えの良さという実用性がありました。現代のコンビニおにぎりも、この伝統を受け継いでいます。

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