ヴァスコ・ダ・ガマって何をした人？【１分解説】

ヴァスコ・ダ・ガマは、初めてヨーロッパからインドへの航海ルートを切り開いた人物です。

これによりポルトガルはインド洋貿易を独占し、ヨーロッパとアジアを結ぶ新しい時代が始まりました。

当時の背景

当時のヨーロッパは「香辛料ブーム」。

コショウやシナモンは金と同じくらい価値があり、これを直接アジアから仕入れる方法を探していました。

ヴァスコ・ダ・ガマの航海

ポルトガル王は、アフリカ大陸をＵ字に回れば、インドまで行けるはずだと考えていました。

1497年、ヴァスコ・ダ・ガマは、4隻の船と170人ほどの船員を率いて出発しました。嵐や病気に苦しみながら、アフリカ南端の喜望峰（↓）を越えて進みます。

そして翌1498年、ついにインドのカリカットに到着。

世界で初めて、ヨーロッパからインドまでの海路を証明しました。

世界への影響

ヴァスコ・ダ・ガマの航海成功により、ポルトガルはインド洋貿易を独占し、ヨーロッパはアジアと直接取引できるようになりました。

ポルトガル西岸の都市・リスボンは、一気に世界貿易の中心となり、大航海時代の勝者となりました。

ヴァスコ・ダ・ガマとディズニー

東京ディズニーシーの火山のふもとにある要塞、「フォートレス・エクスプロレーション」。

その中の一角「エクスプローラーズ・ホール」には、16世紀以前に活躍した探検家や科学者の肖像画が並んでいます。

ヴァスコ・ダ・ガマもいるのでぜひ探してみましょう！

まとめ

• 何をした？：ヨーロッパからインドへの海のルートを開いた
• どんな影響を与えた？：貿易の形を変え、ヨーロッパとアジアを直接つないだ
• 大航海時代を代表する偉人であり、世界史の転換点を作った人物